
クラウド(AWSやAzureなど)への移行は、初期費用を抑えて迅速に稼働できる一方、管理が杜撰だと「想定以上に高額な月額コスト」が発生してしまう事態に陥りやすい特性があります。今回は、多くの大企業・スタートアップが陥るコスト浪費を解決し、最大40%以上のコスト削減を実現するための設計手順について解説します。
最も簡単で効果的なのは、過去に検証用で立ち上げたまま放置されている仮想マシン(EC2など)や、古いデータベースの自動バックアップ世代を削除することです。全体の15〜20%のコストはこれら「不要なリソース」を整理するだけで即座に軽減されます。
夜間や週末など、アクセスの少ない時間帯でも高スペックなマシンを24時間フル稼働させるのは非常に無駄です。アクセス数に合わせて自動的にサーバー数を伸縮させる「オートスケーリング」や、処理が走った時だけ課金される「サーバーレス設計(AWS Lambdaなど)」に切り替えることで、インフラ費用を究極的に合理化できます。
Q-Leadが手掛けた製造業A社様の事例では、このアーキテクチャ変更により月額250万円だったインフラコストが140万円にまで削減されました。かつ、アクセス集中によるサーバーダウンも防止される強固なシステム構成となっています。